諸説ありますが、今から160年以上前の1853年8月
アメリカ、ニューヨーク州サラトガスプリングのレストラン”ムーン・レイク・ロッジ”の料理人ジョージ・クラム氏が「フライドポテトが厚すぎる」とのクレームから、何度も作り直しをさせられたことに腹を立て、客を困らせようとフォークで刺せないような薄切りを作ったことが逆に評判となったことが始まりといわれています。
その後、この料理は”サラトガ・チップス”という名でニューイングランド地方で普及し、
一般的なものとなったのがポテトチップスの誕生とされています。
会社設立当初は、米糠からこめ油を抽出することをメインの業務としていたが、時代の変遷を受け、こめ油を使って何かできることはないかと模索していたところ、当時の取引先からポテトチップス製造の提案を受け、1971年11月にポテトチップス事業を開始しました。
道内企業であるからには北海道らしい愛称を付けたいとの思いで“くまちゃん”というブランド名となり、現在も広く皆様方にご愛顧を賜っております。
ポテトチップス用として使用される馬鈴薯は多々ありますが、主に使用される品種は・ワセシロ、トヨシロ、スノーデン、きたひめなどです。これらの馬鈴薯は品種によって収穫時期が異なり、北海道では8月中旬から10月末に収穫され、翌年の6月まで貯蔵し加工されます。ポテトチップス用と一般家庭向けの生食用の馬鈴薯の違う点は、ポテトチップス用の方が糖分(還元糖含量)が低いという点です。
気温が低くなると糖化が進行し、油で揚げると”メイラード反応”が起こり、茶褐色の色素を生成し、こげ、苦みを生じてしまう原因になります。
①たくさんのお芋がやってきます!
主に北海道産の馬鈴薯を使用します。秋に収穫された後倉庫で保管されます。
②ピーラーでお芋がごろごろ
皮むき器で馬鈴薯を洗浄し皮を除去します。
③スライサーで少しずつ形が…
薄くスライスしていきます。
④ピカピカにきれいにします
澱粉やゴミを取り除きます。
⑤さらにピカピカに!
更に洗浄しフライします。
⑥フライヤーでカラっと揚げます
植物油脂で高温で揚げます。
⑦振動選別機で…
細かいポテトなどを取り除きます。
⑧色彩選別機で…
焦げたポテトを取り除きます。
⑨今度はわたしたちの目で…
焦げたポテトチップスなどを目視にて、手で取り除きます。
⑩何味が人気かな??
味をつけます。
⑪計算機
袋をいれるための計量をします。
⑫金属探知機
異物(金属)のチェックをします。
⑬自動包装機でお店に並ぶまでもう少し
ポテトチップスを袋にいれます。
⑭ウェイトチェッカーって?
重さのチェックをします。
⑮ついに完成!お店に出発する準備!
箱詰めをします。
⑯これからみんなのところへ行くよ
保管出荷されます。